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くじらで生活習慣病予防 !?

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くじら肉は、畜肉と呼ばれる牛肉、豚肉、鶏肉のような肉と同じような食べ応えのある食材でありながら、圧倒的な低コレストロール。成人病と呼ばれる「高血圧・心筋梗塞・成人型糖尿病」などの生活習慣病の予防も期待できる食品です。

さらに、くじらの皮などの脂質には血液の擬固を抑制し、血管系の病気の予防、発癌の予防効果も期待でき注目されているEPA(エイコサペンタエン酸)が含まれており、頭が良くなることで知られているDHA(ドコサヘキサエン酸)の割合も多いのが特徴です。そして、驚くことに血液サラサラ効果のEPAのなんと10倍の効果を持つDPA(ドコサペンタエン酸)も多く含まれています。

厚生労働省の発表によるとDHA・EPAの目標摂取量は1日1g以上が望ましいとされていますが、実は30代以上の方では達していないのが現状なのです。

オメガ3脂肪酸と呼ばれるDHA・EPA・DPAは、体内で作り出すことが難しく食事から摂取する必要があります。その効果として動脈硬化や心筋梗塞を防ぎ血圧を下げるほか、LDL(悪玉)コレステロールを減少させる作用などを持っていることが分かっています

くじらの皮には100gあたりにDHA・EPA合わせて7700㎎とたっぷり含まれており、くじらの皮(生)約13gを食べると1日の目標量を摂取することができます。皮は生でお刺身として食べる以外にも様々な料理法があるので、レシピを工夫すればオメガ3脂肪酸がおいしく効率的に摂ることが出来ます。

栄養たっぷりでカラダに嬉しい鯨肉。ぜひ毎日の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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