食べるeat
みなさんにとって馴染みの薄いくじら料理を、もっともっとおいしく食べていただきたい!ということで、くじら料理の幅を感じてもらうため、今回はくじらのたきこみご飯を作ってみました!
▲材料(4人分)
くじら大和煮の缶詰 1缶
米 2合
ごぼう 1/4本
しょうが 1/2片
ねぎ 適宜
酒 大さじ2
こんぶのだし汁 200ml
塩 適宜
大和煮は明治時代に誕生したとされる、お肉を醤油・砂糖・しょうがで甘辛く煮付ける常備菜。軍隊の食料とされることが多く、日本の料理という意味でこう呼ばれたという説や、醤油と砂糖の甘辛の味が日本の代表的な味覚なので「大和」とされたという説もあります。牛肉や馬肉で作るのが一般的ですが、くじら肉で作った大和煮は絶品。くじらストアなどで購入できます。
作り方は、とっても簡単。ごぼうやしょうがを刻んだら、くじらの大和煮の缶詰と一緒に、そのまま炊飯器のお釜に詰め込みます。大和煮の缶詰の汁をそのまま使うので、味付けは酒とこんぶだし汁だけでシンプルに。最後に水加減を合わせます。
炊飯器のスイッチを入れると、ほどなく、しょうがとごぼうの美味しい匂いが部屋中に広がります。炊き上がったら味見をして、物足りなさを感じたら少し塩を振って下さい。
器に盛り付けたら、ネギを散らして最終仕上げ。大和煮だとどうしても酒の肴の印象が強いですが、ひと手間加えることによってさわやかで優しい大人な味付けになります。