くじらの赤肉で作る漬け丼です。
鯨赤肉と言えば、まぐろや馬刺しに近い風味だとよく言われます。くじらならではの特徴としては脂肪分が少ないさっぱりとしていること、舌の上でとろけるような柔らかい食感が挙げられます。
そのくじらの赤肉を『漬け』で食べる…そんな素敵なレシピです♪
材料(1人分)
くじらの赤身肉:100g
ごはん:250g
醤油:小さじ1杯
ごま油:小さじ1杯
おろしにんにく:ひとつまみ
ごま:適量
ラー油:適宜

くじらの赤身はまぐろに比べて少し赤黒く見えますが、それはくじらが哺乳類であることに起因しています。水中で呼吸できない鯨は、息を止めて海を泳ぎ続けるため、筋肉の中に血液中の酸素と結びつくための鉄分を持ったミオグロビンという色素がたくさん含まれており、それが赤に深みを与えるのです。
深みのある赤は漬けにすることでより一層ルビー色に輝きます。身が厚い方が食べやすいのでくじら肉は6~8mm程度にスライスしてボウルに入れ、調味料を回し入れます。

漬ける時間は5分程度で、しっかり味が馴染みます。味見をして、もう少しパンチが欲しいと感じれば、お好みでラー油を足してもらっても構いません。
まぐろの漬けに比べてしっかりとした肉感が楽しめるでしょう。白米との相性も抜群で、食べはじめたら止まらないやみつきの味となっています。
